1日目・三鷹の森

東京駅で合流した友人がデジカメ用のCFメモリを忘れてきたとかで、東京駅内(駅ビル内、が正解?)のさくらやへ。私は極力荷物を減らすため、デジカメはお留守番にしたのです。
無事メモリ入手して、中央線にて三鷹まで。事前に調べておいた道順は、三鷹駅の南口を出て左へ、玉川上水沿いを歩く、というものでした。
しかして、南口を出たところで予想外の事態にちょっと呆然。なぜならばそこは地上2階であったから。え?
想定してなかったのです。駅を出てすぐ左に歩けないなんてー。仕方がないので、『ジブリ美術館行きバス停』の看板を頼りに、歩道橋状態の駅前を渡って左に階段を下りる。ここっていわゆる『綾の辻』らしくて、方向音痴には辛い場所です。細い路地を渡る横断歩道を越えてさらに左へ行ったところにバス停発見。しかし、私達は歩いて行きたかったので、『駅を出て左』に行く道を探します。
バス停の傍に周辺地図があったので、駅の位置と現在地を確認の上、「こっち……よね?」といささか自信なく顔を見合わせる。だって、目的である『玉川上水沿いの道』が、その位置から見えないのです。ホントに合ってるのかわからないまま、とりあえずそっちの方向に歩いてみると、ありました、道。よ、よかった、合ってた。
ここから先は、この道を公園に行き当たるまで歩いて右。なので、迷う心配はありません。入場時間までまだ間があるのでゆっくりお散歩してゆけばよいのです。
玉川上水沿い、気持ちよかったです。東京には案外緑が多いのだと、知ってはいたんですが、実感しました。水はあまりなかったようですが、青々とした木が茂り、強い日差しを遮ってくれ、吹く風は涼しくて散歩するにはちょうどいい。あー、こんなとこに住みたいー、と友人と二人語ってしまった。電車1本ですぐ都心に出られるしねー。いい所だ。

玉川上水は一度行ってみたいところの一つだったので、堪能しました。なるほどこういうところなのね。確かにイメージ通りだわ。
そんで、とてもいいところなので、必然的に歩いている人が多いのです。狭い道なので、対向者とぶつからないように歩くのが大変(汗)。
道を突き当たると、ジブリ美術館の案内板が立っています。デザインが風景にマッチしていて、違和感がないのです。そこを右に曲がって、道路はあるのですが、並行して井の頭恩賜公園内の道があったので、そちらを歩くことにしました。
ここにも木がたくさん。カイヅカイブキを発見。うわ、普通の木だ。なんか、生垣用とかで刈り込まれた姿しか見たことがないので驚いた。

しばらく歩くとなんか黄色い壁が木の間隠れに見えてきた。あれかな?


(………これだけ書いてまだ本題に入ってない……)